ぐるぐるとカーテンに巻かれて、部屋のすみっこからそのカーテンの模様越しに部屋を見渡したり、鏡のまえにじっと座り込んで、こっちの世界と鏡の中の世界のまちがいさがしをしたり、金魚鉢の金魚のひらひらと揺れるしっぽにときめいているような子どもでした。いつもの見慣れた日常の風景や眼をそらしがちな風景にレースのカーテンの模様が加わっただけで、左右が入れ替わっただけで、なんだかとても美しい世界に感じてしまう、そんなすこし夢うつつな世界感を根底に作品づくりをしています。